<世界>
青い青い空の世界。地上は雲。海はないが地上より低い位置の空は「空気」が少し違う。
大陸は大きく二つ。西と東の大陸。ただし、大陸間に強力なモンスター(月読)がいるため、二つの大陸を簡単に行き来できない。
教会が強い権力を持っている。


<用語>


輝使(BLAZE):体のどこかに宝石を宿した人間。特別な力を持っている(魔法)主に自然の力を引き出したり操ったりする魔法を使う。

熾使(T・BLAZE):透明(ダイアモンド)の宝石を宿した人間。飛翔能力がありこの世界では重宝される。「創りだす」魔法が使える。

虚使(VOID):体のどこかに宝石を宿し、魔法が使える面では輝使と変わらないがその宝石に黒い濁りがある。戦争時代(後述)に兵器として作られた人工輝使。普通は人間に宝石を特別な技術を持って埋め込むことで創られる。生まれつき「病気」におかされており生命力の消耗が激しく、宝石を供給しなければ(宝石から生命力を得ること)数年で死んでしまう。平均寿命は20歳。病気が進行すると影に支配され、影となることがある。また、この病気はうつるともいわれている。

人間(HUMAN):普通の人間。

宝石:この世界では力のもととなる貴重な物質。魔法発動に必須で、宝石を宿した種族は魔法が使える。

堕ちる:宝石を持った種族が宝石を破壊されることで世界のあらゆるものに触れられなくなる。雲にも触れられず、この世界から落下する事からこの名がついた。

飛翔能力:飛ぶ力。この世界では島と島の間に(雲と雲)強力なモンスターがいるため、島と島を結ぶことは困難(飛行機はない)だから飛翔能力は情報や物資などの交換のため重要。
この能力をもてるのは、熾使のみ。

影(SHADOW):体が黒色化して理性を失い暴れだす。通常太刀打ちできない。
虚使は病気が進行してこの姿になることがある。

魔獣(MONSTER):魔物。

月読(REAPER):西大陸と東大陸の間にいる強力な力を持つモンスターの総称。西と東の往来を難しくする大きな要因となっている。飛行機で高いところを飛べば、遭遇することはない。皮肉なことに200年前以外で大陸間で戦争が起こらなかったのは月読が大陸間を隔てているためともいえる。生態はなぞが多いが影に似ている。

A・T:古代文明技術の総称。飛行機があった時代。医療技術が発達していた。

教会:強い権力を持つ。虚使を悪魔の子として扱い、迫害を正当化している。

聖天の使者:教会で選ばれた影を倒すための戦士。専用の銃を持つ。


BLAZEと魔法について:BLAZEの特殊能力が魔法みたいなもの。実に宿る宝石の色と形でさまざまなタイプがある。色や形は性格や環境にも通じていてわりと分類してみると面白い。色とあった魔法の方向性とかもある。形とあった方向性とかもある。

輝使(BLAZE)と虚使(VOID)について:宝石がないと死んでしまう+宝石は希少etc...などの.理由から、虚使は輝使を殺し、その宝石を奪おうとする。一方、輝使が世界を牛耳ってるなどの理由もあり、輝使は虚使を迫害するなどして、ほぼ人権を認めていない。お互いの殺し合いは日々絶えない。


<歴史>
飛行機発見によって断絶してた島が結ばれ、西の王は東の大陸を支配しようとして激しい戦争が起こる。東は予想以上に強く被害が拡大し、西の王は虚使という種を作り出す。
戦況は西大陸が有利に傾いたが、飛行機の発見者ミカエルが革命を起こし東大陸と手を結び西を滅ぼす。
戦争後ミカエルは消え、飛行機本体やそれに関する資料、虚使に関する資料なども消えてしまい、再び争いのない西と東の隔たった世界となったが、虚使は残り、教会が強い力を持つこの世界で迫害され続けている。